Kotlinというプログラミング言語を知っていますか?
KotlinはAndroidアプリ開発の第1プログラミング言語に採用されています。モバイルアプリの開発をしたことがある人にとっては周知の事実だと思いますが、モバイルアプリ開発に興味の無い人にとっては何か聞いたことあるかもしれないなといった存在かもしれません。
KotlinはGoogle I/O 2017で発表されたAndroid Studio 3でAndroidアプリ開発に広く使われ始めました。Kotlinが登場する前まではAndroidアプリ開発にはJavaを使用していました。私はAndroid Studio 3.0が発表されて依頼、JavaからKotlinへの移行を行って来ましたが、実のところKotlinをちゃんと勉強したことがありません。なんとなく雰囲気で書いていて、Kotlinの良い所などを活かしきれている自身はありません。
Kotlinが発表された当時、モバイルアプリ開発を行っていましたが、どちらかというとクロスプラットフォーム開発に力を入れていました。具体的にはIonicという(当時は)Angularをベースにしたクロス開発ツールに力を入れており、プログラミン言語としてはTypeScriptを多様していました。
ですのでここ数年はKotlinで書くことよりもTypeScriptで書く時間の方が多く、稀にKotlinをググりながら雰囲気で書いていました。そんな中、2023年11月にKotlin Multiplatformが安定版としてリリースされたというニュースが目に入ってきました。Kotlin Mulltiplatform(KMP)はその名と通り、マルチプラットフォーム、クロスプラットフォーム開発にKotlinを使用できる仕組みです。
Ionicは気に入っているのですが、KMPを使うことでIonicと同程度の作業量でクロスプラットフォームアプリ開発が実現できるのであればKMPに乗り換えるメリットもあるのではないかと思い、KMP安定版リリースから半年以上経って重い腰を上げて取り組んで見ようと思い立ちました。
まずは7年以上付き合いがあるけど、まともに勉強をしたことがないKotlinに入門してみようと思います。